高校1年生 STEAMSⅠ授業紹介⑧「どうすれば"足が速くなる魔法"はかけられる?~効率よく走る・跳ぶ・投げるには...~」
今回のテーマは、運動をより効率的に行うための工夫を考えることでした。
体育科の教員が、SSHも意識して、スポーツを医療的な視点や科学的な視点で見ることの大切さを体感できるように授業をつくってくださいました!
授業の概要として、まず生徒たちは「効率よく速く走るためには何に気をつければよいか」を話し合いました。「腕を大きく振る」「足を後ろに強く蹴る」「姿勢をまっすぐに保つ」など、それぞれの経験から多様な意見が出されました。
その後、実際に廊下を使って走り、普段通りの走りと"意識して工夫した走り"を比較したり、スポーツ選手の動画を見たりして自分の走りと何が違うか研究したりする様子がみられました。中には、自分のフォームを動画に撮り、どのように改善するとよいかを説明する生徒もおり、運動を科学的にとらえる姿勢が印象的でした。
ただ「走る」という行為でも、視点を変えることで多くの学びが得られることを体感した生徒たち。スポーツ能力を高めるだけでなく、自ら課題を見つけ、解決方法を考える力を養う大切な時間となりました。