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高校1年生 STEAMSⅠ授業紹介⑤「段ボールの可能性を広げよう!~素材から創造へ~」

今回のテーマは、身近な「段ボール」!

普段はただの梱包材として扱ってしまいがちですが、その特性を知り、自由に形を変えて表現してみると、思いがけない発見や驚きがありました。

【授業内容】

授業のはじめには、段ボールの仕組みを解説。中が波打っている構造は、実は学校の教室の扉にも使われていることを知り、「そうなの?!」と目を輝かせる生徒の姿がありました。

「段ボールを使って表現する」アクティビティでは、空手の板割りを再現したり、大きな輪投げを作って遊んだり、柱にぶつかる人を演じたりと、グループごとにユニークな発想があふれました。さらに段ボール製の"竹とんぼ"を飛ばそうと挑戦する時間もあり、うまく飛んで歓声があがるグループもあれば、なかなか飛ばずに試行錯誤を繰り返す姿もありました。

「ただの段ボール」が、生徒たちの手の中で創造の素材に変わっていく。そんな瞬間に、探究する喜びが自然と育まれているのを感じる授業となりました。

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右:竹とんぼの作成のために段ボールをちぎる生徒たち