高校1年生 STEAMSⅠ授業紹介③「世界の各地のなまりを聞き分けよう!」

本校では、STEAM教育の理念をもとに、高校1年生を対象とした総合探究「STEAMSⅠ」を展開しています。身近なテーマや世界とのつながりを入り口に、「知る」「考える」「伝える」力を育てていきます。12日(木)2限に行われた第3回目のSTEAMSⅠの様子をご紹介します。

今回のテーマは、「世界の各地のなまりを聞き分けよう!」~英語の"多様な顔"にふれてみよう~です。

【授業の概要】

・ウォームアップ:これはホント?それともウソ?

まずはアイスブレイクとして、4つの英文自己紹介のうち、1つだけ本当ではない内容を含んだ「うそ見破りゲーム」を行いました。「CAN」「HAVE」「LIKE」「FROM」などの基本表現を使って、部活動や好きなものなどをテーマに英語で自己紹介を行いました。「どれがウソだろう?」と考えながら聞くことで、自然と英語に耳を傾ける姿勢ができ、緊張もほぐれた様子が見られました。

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・世界の英語に触れてみよう!

次に、イギリス、オーストラリアなど、国ごとの英語の"なまり(アクセント)"を実際に聞き取り、それぞれがどこの英語かを判断する活動を行いました。グループで相談し、代表者が手を挙げて答えるスタイルで、自然と協力しながら英語に親しむ時間となりました「留学先で聞いたことがある!」「この国ってこんな話し方なんだ!」という声も上がり、国ごとの文化の違いや言語の面白さに関心が広がったようです。

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・英語でシチュエーションを再現しよう

最後は、カードに書かれたシチュエーションをもとに、グループで即興の英会話を再現するワークに挑戦しました。

「パクチーって英語で何て言うの!?」と悩んだり、「こう言えば伝わるかな?」とジェスチャーを交えたりしながら、一生懸命英語で伝えようとする姿が印象的でした。

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【保護者の皆さまへ】

今回の授業では、"正しい英語"だけでなく、"多様な英語"に触れ、自分の耳と感覚を使って聞き分けたり、表現したりする力を育みました。言葉は国や地域、文化によって大きく異なります。だからこそ「違ってもいい」「伝えようとする姿勢が大切」ということを、生徒たちは体感として学んでいました。

次回のSTEAMSⅠ総合探究もどうぞお楽しみに!