4月24日(火)2限目 総合的な探究の時間「STEAMS Ⅰ」 オリエンテーションを行いました
新年度が始まり、生徒たちは少しずつ学校生活にも慣れ、笑顔も増えてきました。そんな中、4月24日(木)2限目に「STEAMS Ⅰ」のオリエンテーションを行いました。
今、社会は日々大きく変化しています。そんな時代を生きる生徒たちにとって、「なぜだろう?」と疑問を持ち、自分なりに考え、仲間と意見を交わしながら答えを探していく姿勢が、これからますます大切になります。
オリエンテーションでは、金山先生から「探究とは何か」についての話がありました。
「なぜ?」と問いを持つこと、自分の考えを大切にしながら、相手の意見にも耳を傾けること。それによって考えはさらに深まっていくというお話に、生徒たちはうなずきながら耳を傾けていました。数字をグループに分けるゲームや、ソクラテスの問いを題材にした活動を通じて、「見方を変える面白さ」や「対話の楽しさ」に自然と引き込まれていったようです。
また、髙橋先生からは、これから始まるSTEAMSⅠの活動についてのお話がありました。高校2年生では研修旅行を通じて、さまざまな地域や人と関わる経験をしますが、STEAMSⅠでもふだんあまり関わらない他コースの仲間と協力する機会があります。そんな「めったにない出会い」を大切にして、助け合いながら学ぶことの大切さが語られました。生徒たちは皆、真剣な表情でその言葉に耳を傾けていました。
このあと紹介された講座内容はどれも魅力的で、生徒たちの知的好奇心をくすぐるものでした。
~一部紹介~
・理科の各分野の構造の仕組みを探る
・地域社会について考える
・3Dプリンターを使ってみる
・スポーツを科学的に分析する
・同じ英語でも国によって違う意味?
~生徒たちの声より~
・「地域社会のテーマが気になりました。地球規模の問題を考えることで、自分の将来にもつながると思いました」
・「理科の実験を楽しみにしています。意味を知った上で取り組むことで、より深い学びになりそうです」
「STEAMS Ⅰ」を通して、生徒一人ひとりが自分の「問い」と向き合い、仲間と学び合う中で、新しい自分を発見していってくれることを願っています。これからの学びの様子も、折に触れてお伝えしてまいりますので、どうぞ楽しみにしていてください。