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理系×知的財産:科学技術を社会に実装する「探究の力」を養う(高2 立命館理系コース 理数探究基礎 特別授業)

10月1日(水)、高校2年生の立命館理系コース「理数探究基礎」において特別授業を実施しました。今回は、大阪工業大学大学院 知的財産研究科の榎本吉孝教授および大学院生の皆様にご協力いただき、謎解き感覚でビジネスや法律などの社会の仕組みを学ぶワークショップ「INNOVATOR Mystery」に取り組みました。

本授業は、7月に大阪府の教員対象指導力向上講座で拝聴した「生徒の創造性を引き出す手法」や「アイデアをビジネスに」といった知見に基づき企画したものです。理系生徒に対し、単なる科学技術の人材育成にとどまらず、社会課題に挑戦するための仕組み(権利やビジネスモデル)への理解を促し、知的財産権と実社会の関わりを深めることで、探究的な学びを深化させることを目的としています。

事前の導入授業では、研究・開発から事業化までの困難を克服した実例を紹介しました。具体的には、競合他社から知的財産を守る重要性、意匠権のライセンス供与による他社との連携、さらには社会貢献のための知財活用など、多角的な視点を提示しました。

当日のワークショップでは、生徒たちが多様な立場の人々の意見を聞き、戸惑いながらも「権利をどう活用すべきか」を真剣に検討する姿が見られました。高校生という柔軟な時期に、ビジネスや法律の重要性を肌で感じ、楽しみながら社会の仕組みを体感できたのではないでしょうか。

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科学技術の発展だけでなく、それがどう社会に受け入れられ、人々の生活を豊かにするかを考えられる人材の育成が不可欠です。本校では今後も、地域に根ざしつつ世界を見据え、社会実装の視点を持って課題解決に挑む「探究的な学び」を重視してまいります。

最後になりましたが、本事業にご協力・ご支援を賜りました関係者の皆様に、心より感謝申し上げます。