高校1年生 STEAMSⅠ授業紹介➁「作ったデータを分析しよう!」

本校では、高校1年生全員を対象に、STEAM教育を基盤とした総合探究の授業「STEAMSⅠ」を毎週木曜2限に実施しています。身近なテーマから出発し、探究的に学びを深めていくことを目的としています。今回は、第2回目のSTEAMSⅠの様子をご紹介します。
第2回のテーマは、「作ったデータを分析しよう!~"感覚"をデータでとらえる~」です。
【授業の概要】
・10cmって、どのくらい?
 生徒たちは自分の「感覚」だけを頼りに、10cmの長さに紙を切りました。その後、実際に長さを測ってみると、想像以上にばらつきがあり、自分の感覚と実際の長さとのズレに驚く様子が見られました。
・みんなの感覚を"見える化"
 全員のデータをGoogleスプレッドシートに入力し、平均値や合計、最大値・最小値などを集計。さらにグラフも活用し、生徒同士の「10cmの感覚」がどれほど似ているか、あるいは異なっているかを視覚的に分析しました。
身の回りの"当たり前"を問い直し、データをもとに考察するこの授業は、「感覚」と「論理」の両方を育てる貴重な時間となっています。楽しみながら学ぶ中で、生徒たちの探究心や情報活用力が着実に育っています。
次回のSTEAMSⅠ総合探究もどうぞお楽しみに!

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