現地での研修最終日。朝から近くのレストランで朝食をとりました。



クレイドルマウンテン国立公園に入り、ダヴ湖まで散策しました。昨夜の雪でクレイドルの山頂が冠雪し、非常に綺麗でした。現地でも珍しい光景だそうです。







その後この山の地層について、学びました。頂上は昔は、海の中でしたが、何万年とかけて今のように地上に突出してきたことから、あらゆる地質の層があることを知り、自然の力の凄さを感じました。

その後ホテルに戻ってランチを食べて、午後からも周辺の南極ブナの森を散策し、タスマニア固有の植物について学びました。この森の木々は、大木ばかりでしたが、その周りには、多くの倒木がありました。これらは、栄養が摂取できずに枯れた倒木で、この倒木が大木の栄養となったり、生き物の棲家になっていることを知り、自然の中では、一つたりとも無駄なものは存在しないことに気付かされました。



また、途中にあったキングビリーという名前の大木は、昔あった白人移民による先住民アボリジニーへの差別を物語るものであり、オーストラリアの人種差別の歴史も学ぶことができました。

歩いている途中も普通に野生のウォンバットやワラビーが道路を渡っていました。

最終日の夕食はBBQです。今回の研修旅行の裏テーマが『時間を守り、積極的に質問し、積極的に行動する』というものでした。みんな皿洗いなど最後の最後まで積極的に動き、楽しんでいました。










明日は、4時30分にホテルを出て空港に向かいます。移動の1日となりますが、元気に帰国できるように、最後まで気を抜かず体調管理に努めていきたいと思います。
