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SPECIAL REPORT

タスマニア 5日目

今朝は、いつもより早く朝食をとり、クレイドルマウンテンに向けて出発しました。

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午前中は、まずトロワナワイルドライフ自然保護区でタスマニア固有の動物の生態について学びました。ここでは、親がいないウォンバットの赤ちゃんやタスマニアデビルの繁殖・飼育も行っていました。

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その後、サーモンの養殖所を訪問しまいた。この養殖所オーナーのジギーさんは、ドイツからの移民で、近くの滝から流れる川があるこの山の土地を買って、事業を始めたということでした。川から水を引き、その綺麗な水で鮭を養殖し、鮭のフンなどの有機物が混ざった汚水は、近くで自ら作った湿地に捨て、そこで植物を植えて肥料として育て、その湿地で浄化された水を再び川に戻すという環境にやさしい持続可能システムで事業を成功させていました。「世の中ビジネスチャンスはどこにでも落ちてるからチャンスを掴め!」と熱いメッセージもいただきました。昼食は、その養殖所でサーモンバーガーを戴きました。

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午後からは、Mole Creekの土ボタル鍾乳洞ツアーに行きました。石灰石と雨水によって作り出される鍾乳洞に、自然の神秘的な力を感じました。また、自然の地下水のシステムについても学ぶことができました。

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その後、ようやくクレイドルマウンテンに到着しました。しかしまさかの吹雪であっという間に当たりが真っ白になりました。ホテルの部屋はロッジで、周りには野生のワラビーやウォンバットなどを見ることができたのですが、雪で道が滑り危険で、寒さも厳しいため、夜行性動物を探す夜の散策はあいにく中止となったため、夕食を食べた後は各自部屋に戻り、明日に備えることになりました。

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明日は、いよいよタスマニアで過ごす研修最終日になります。雪の影響がどれだけ残るか分かりませんが、様々な経験ができることを願っています。

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