本日は、西オーストラリア州教育省(Department of Education, Western Australia)を訪問しました。教育省は州内のすべての公立学校を統括する教育行政機関で、教育課程(カリキュラム)の策定や教員の採用・研修、学校運営の支援などを行い、生徒一人ひとりの学びと成長を支えることを使命としています。STEM教育や国際交流、持続可能な教育の推進にも力を入れています。
午前中は教育省の一室をお借りし、発表準備を行いました。「オーシャンリーフ高校・ロットネスト島・UWA(西オーストラリア大学)での研修を通して学んだことを、自身の研究にどう活かすか」をテーマに、日本で作成してきた資料に追加を加え、発表用のスライドを完成させました。完成後、発表練習をしました。英語の発音や表現の最終確認など、熱心に取り組んでいました。
午後は、本研修の総まとめとなる発表会です。教育省の幹部の方々を前に、英語で堂々とプレゼンテーションを行いました。帰国後の継続研究が楽しみになるような発表も多く、参加者一人ひとりの大きな成長を感じました。質疑応答でも英語でしっかりと受け答えができており、「非常に素晴らしい」と高い評価をいただきました。
かなりハードルの高い挑戦でしたが、全員が自分にできることを最大限に発揮してくれたと思います。英語力や研究内容に課題を感じた部分もあるかもしれませんが、今回の経験を糧に、帰国後も継続して取り組んでほしいと思います。
明日は各自、ホームステイ先の方々と過ごす一日となります。
