7月29日から10日間、中学２年生の希望者を対象としたニュージーランド海外研修を実施しました。生徒たちは、オークランドでのホームステイを通して異文化に触れ、貴重な経験を積みました。

研修中は、現地のホストファミリーの家で家族の一員として生活しました。最初は緊張していた様子でしたが、ホストファミリーの温かいおもてなしに触れ、すぐに打ち解けることができました。一緒に料理をしたり、週末を過ごしたりする中で、英語でのコミュニケーションを積極的に楽しんでいました。

滞在中は現地の学校に通い、バディと呼ばれる現地の学生と一緒に学校生活を体験しました。日本の学校とは異なる授業の進め方に最初は戸惑いながらも、身振り手振りを交えながら懸命にコミュニケーションを図っていました。

広大な自然の中でのアクティビティや、マオリ文化に触れる体験など、ニュージーランドならではのプログラムも満載でした。

特に好評だったのは、生徒たちが準備した日本文化発表です。剣道や福笑い、あやとり、折り紙などを披露すると、現地の生徒たちは大きな歓声を上げ、興味津々の様子でした。言葉の壁を越え、日本の文化を通じて友情が芽生えている様子も見られ、生徒たちにとって忘れられない経験となりました。

この研修で得た経験と自信は、生徒たちのこれからの学校生活、そして将来に大きな影響を与えてくれることでしょう。かけがえのない思い出を胸に、一回りも二回りも大きく成長した生徒たちの今後の活躍に期待しています。