記事の更新が遅くなり申し訳ございません。2日目以降、クレイドルマウンテンといった回線状況が悪い場所が続き、更新ができませんでした。漸次公開していきたいと思います。ご理解の程よろしくお願いいたします。
さて、2日目はトロウアナ・ワイルドライフ自然保護区で、タスマニアの固有種について学びました。
この時期のタスマニアは雨が多いそうで、天候が心配されましたが、幸いこの日は晴天に恵まれました。生徒たちは瞼の薄い皮を透かして来る瑪瑙のような日差しを受けながら、タスマニアの生物たちを保護する重要性を学び、タスマニアデビルの独特な鳴き声や、カンガルーやブラックスワンなどの餌やりを満喫していました。
その後はサーモンの養殖場を見学し、そこで昼食もとりました。養殖場は自然の中に溶け込むように作られており、自然と共生しながら養殖をする考え方を学びました。
昼食後はマラクーパ鍾乳洞を歩きました。
鍾乳洞の成り立ちやその貴重性を学びながら、鍾乳洞の美しさや澄んだ空気を体験してきました。目玉の土ボタルは残念ながら撮影禁止のため写真がありませんが、あたかも星空を映したかのような秀麗な土ボタルに、生徒たちからは感嘆の声が漏れていました。
夕食は再びタスマニアのサーモンで、昼食がサンドイッチだったのに対し、夕食は日本でよく見る焼き鮭でした。脂が乗っていて旨味の多い味わいでした。
夕食後はクレイドルで野生動物を探しに行きました。
生徒たちは散歩がてら写真撮影をしたり野生のワラビーやウォンバットを探しました。野生動物を見つけると、生徒たちが嬉しそうに声を上げ、駆け寄って写真を撮ったり、観察したりしておりました。タスマニアの美味しい空気を吸いながら、都会の喧騒から離れ、ゆったりとした時間を味わうことができ、長閑で充実した時間を過ごしていました。
夜は二日間クレイドルマウンテンのコテージに泊まりました。
山の上にあるため冷えますが、冷暖房が完備されており、快適に過ごすことができました。コテージから一歩外に出ると、空に星々が燦然と輝き、刺さるような寒風がかえって心地よい、山ならではの宿泊体験ができました。