高校2年理系コースの化学実験で、「酸化還元滴定」に取り組みました。授業で学んだ酸化剤と還元剤の反応を応用し、身近な市販のオキシドールに含まれる過酸化水素の濃度を求める実験です。
ビュレットから過マンガン酸カリウム水溶液を滴下すると、過マンガン酸イオンの赤紫色が瞬時に消える様子や、滴下を続けるうちに赤紫色が消えにくくなり、やがて消えなくなります。このときが滴定の終点であることなど、一連の現象がなぜ起こるのかを実験を通して理解できました。
興味を持って主体的に実験に取り組み、試行錯誤しながらも諦めずに繰り返した結果、実験が成功した時の達成感に満ちた笑顔がとても印象的でした。
今回の実験を通して、化学の面白さを改めて実感することができました。これからも、このような化学実験を行っていきます。