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【高1】立命館大学(大阪いばらきキャンパス)を訪問

立命館コースの1年生がキャンパス訪問3か所目となる大阪いばらきキャンパスを訪問しました。

本校では、立命館大学との高大連携の一環として、各キャンパスを実際に訪れる取り組みを行っています。

 〇4月:衣笠キャンパス

 〇6月:びわこ・くさつキャンパス

 

経営学部の菊森先生による特別講義

テーマは「日本社会を知る」

私たちは日常生活の中で、意識せずとも様々な「購買行動」を行っています。このごく身近な行動に焦点を当てることで、日本社会の構造や人々の価値観を深く理解し、社会の仕組みを考える機会とすることを狙いとしました。

実際の講義では「特定保健用食品(トクホ)飲料」を具体的な題材として取り上げました。

「なぜ、その商品が開発されたのか」という開発の背景、そして「日本の消費者が商品にどのような価値や機能を求めているのか」という消費者のニーズについて深く掘り下げて学びました。

 

日常の行動に隠された社会の姿

生徒たちは、普段何気なく手に取っている商品一つをとっても、そこには社会の特色や、人々の潜在的なニーズが色濃く反映されているという事実に気づきを得ました。

講義で得た知見をもとに、講座の後半ではグループワークに取り組みました。

「現代の消費者が抱える、どのような健康ニーズに応える飲料を開発すべきか」

「競合他社の商品の中から、顧客に選ばれるためにはどのような特徴が必要か」

といった具体的な課題設定に対し、生徒たちは自らの身近な視点から考察を深め、活発な意見交換を繰り広げました。様々な意見が飛び交う中で、高校生ならではの柔軟な発想と論理的な思考力が試されました。

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新たな視点との出会い

「モノを買う」という、誰にとっても当たり前の行動を入り口として、日本社会の多面的な現状を見つめ直した一日となりました。今回の特別プログラムは、既存の枠にとらわれず、新しい視点や知識と出会うための貴重な学びの時間になったのではないでしょうか。

生徒たちが、今回の学びを今後の探求活動や進路選択に活かしていくことを期待しています。

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