
学園長
牧川 方昭
利晶学園は1937年の創設以来、今年で89年の歴史を刻み、来年にはいよいよ創立90周年という大きな節目を迎えます。 この長い歩みの中で、2008年には学校法人立命館との教学協定を締結し、昨年4月には法人名を本部のある堺にちなみ大阪初芝学園から「利晶学園」へと改めました。それに伴い、はつしば学園小学校は「利晶学園小学校」へ、初芝立命館中・高等学校は「利晶学園大阪立命館中・高等学校」へ、「はつしば学園幼稚園」は「利晶学園幼稚園」へと名称を改めました。 さらに本年4月からは、初芝富田林中・高等学校が「利晶学園中・高等学校」へと生まれ変わり、はつしば学園幼稚園も認定こども園へ移行のうえ、「認定こども園利晶学園幼稚園」として新たな一歩を踏み出しています。
現在の利晶学園は、堺を中心に大阪・和歌山へと広がり、 中学校2校・高等学校3校・小学校・幼稚園・スイミングスクールを擁する総合学園として発展を続けています。 私たちは「Shape the future ― 君が未来を創る ―」という新たな理念のもと、未来社会で活躍し、未来そのものを創り出す人材の育成に力を注いでいます。子どもたち一人ひとりの学びと成長を大切にし、地域とのつながりを生かした教育を通して、夢や目標の実現を共に目指しています。
いま日本では、DXの進展とともに、AIやロボットが社会の前提となる時代へと急速に移行しています。 今年小学校に入学した子どもたちが大学を卒業する2040年頃には、AIが社会の意思決定を支え、ロボットが生活や産業の基盤を担う未来が現実味を帯びています。 このような未来を生きる子どもたちに必要なのは、知識の量ではなく、自ら考え、他者と協働し、新しい価値を創り出す力です。 利晶学園は、探究・対話・協働を中心とした学びを通して、子どもたちが自分の未来を切り拓く“未来力”を育む学園へと進化しています。今回の学園名の変更も、こうした未来志向の教育への転換を明確に示すものです。
「ものの始まりなんでも堺」と言われるように、堺は古くから新しい文化を生み出してきた地です。 この地に息づくグローバル性、イノベーション精神、自立の気風を受け継ぎながら、私たちは「堺の未来を切り拓く力=未来力」を育む学園として、「新しい教育の始まりも堺」と呼ばれる存在を目指してまいります。
これからも学園構成員が心をひとつにし、各学校園およびスイミングスクールの「個性化」と「特色づくり」をさらに推進し、子どもたちの成長と挑戦を支え続けます。そして、日本、さらには世界の未来を創る人材の育成に全力で取り組んでまいります。
今後とも、皆様の温かいご理解とご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
2026年4月