学校生活
【対話型論証を用いた授業力向上プロジェクト⑦】三角ロジックを用いた英語授業
高校2年生の英語の授業の様子です☆長文において段落が1つぬけているため、どの箇所に挿入すれば良いかという、英語や国語で出題されそうな問題に対して、感覚で解くのではなく、論拠を明確に示した上で解く力を養うため、三角ロジックを用いて、どこに挿入すれば良いのか考える取り組みを行っています。
個人でワークシートを用いて考えた後、少人数のグループで話し合い、その後、グループごとに前に出て、意見を発表してもらいました。注目する箇所が、接続詞のグループや指示代名詞のグループもありました。また、挿入される箇所の前の段落に注目するグループもあれば、後の段落に注目するグループもありました。更には、答えとなる箇所に入る論拠を述べるのではなく、他の箇所には入らない論拠を示したグループもありました。このように、他者の意見を聞くことで、自分にはなかった考え方を知ることができるのが、グループワークの大きな魅力です。
長文問題を感覚だけで解いてしまうと、読みやすい文の時と読みにくい文の時で、正答率が大幅に異なり、成績が安定しないということが起こります。安定した成績を取るためにも、長文読解において、論理的に解くということを意識してもらうような指導がなされていました!