早春の柔らかな日差しの中、初芝橋本中学校は大きな節目を迎えました。開校から31年、地域と共に歩んできた歴史に幕を下ろす、最後の卒業証書授与式を挙行いたしました。
主役は、学び舎を巣立つ22名の卒業生たち。
式典に後輩の姿はありませんが、会場は温かな活気に満ちていました。初橋中学校を卒業した高校生有志約30名が門出を祝おうと駆けつけ、同じ学び舎で過ごす先輩として、心強いエールを送ってくれたからです。
特に印象的だったのは、卒業生全員による「答辞」。
22名がそれぞれの言葉を繋ぎ、一つの物語を編み上げました。3年間、共に高め合い、困難を乗り越えた日々の記憶。一つひとつのエピソードが語られるたび、彼らの確かな成長が保護者や教職員の胸に深く響きました。
式典の締めくくりは、全員での合唱。
体育館の隅々まで響き渡った魂のこもったハーモニーは、31年にわたる本校の教育活動の集大成そのものでした。
中学校としての歴史はここで一度区切りを迎えます。しかし、ここで育まれた絆が消えることはありません。卒業生の多くは、この春から本校の高校生として新たな一歩を踏み出します。
卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。
中学校生活で培った誇りを胸に、高校という次なるステージでさらに自分らしい歴史を築いていくことを、教職員一同、心より願っています。