12月21日(日)、和歌山県立図書館にて「中高生読書まつり ビブリオバトル和歌山県大会」が開催されました。本校からは、図書部部長の磯田君(2年)が代表として出場いたしました。
県内の読書家たちが集い、自らの愛読書への情熱を競い合うこの舞台。
磯田君は、多くの聴衆が見守る緊張感漂うステージにおいても、終始落ち着いた足取りで登壇しました。
磯田君が紹介したのは、川端裕人氏の著書『てのひらの中の宇宙』。
彼はスピーチの中で、この作品に流れる独特の空気感を丁寧に言語化しました。「この本を読み進めるうちに、大人になる過程でいつの間にか忘れてしまっていた、幼い頃の瑞々しい感覚が鮮やかに蘇ってくる」――その真摯な語り口は、会場の人々の心に深く届くものでした。
結果は惜しくも予選敗退となりましたが、自らの言葉で本の価値を伝えきったその姿は、図書部部長として非常に立派なものであり、聴衆に深い印象を残しました。
ビブリオバトルは勝敗を競う場であると同時に、新たな本との出会いを生む場でもあります。磯田君が熱弁を振るった『てのひらの中の宇宙』は、今こそ多くの生徒に触れてほしい一冊です。 興味を持たれた方は、ぜひ図書館へ足を運んでみてください。ページをめくり、皆さんの心の中にどのような「宇宙」が広がったか、その感想を語り合える日を楽しみにしております。
図書部は今後も、こうした外部大会への挑戦を通じて、表現力と感性を磨く活動を続けてまいります。