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【柔道部】本校OB横井くんがワールドツアーの大会で第5位!!

本校柔道部OBの横井くん(2023年度卒・天理大2年)がワールドツアーの大会「グランプリ・ザグレブ」に出場し、大健闘の結果を残してくれました!

 

【グランプリ・ザグレブ】

〈クロアチア・ザグレブ/2025.11.14〉

 

■ 男子個人

第5位:60kg級 横井 蓮

【試合結果】
1回戦   勝ち(有効・巴投)/インド
2回戦   勝ち(有効・横四方固)/ウクライナ
3回戦   勝ち(一本・小内巻込)/ハンガリー
準決勝   負け(技有・小内刈)/フランス
3位決定戦 負け(一本・反則)/スペイン

最終結果:第5位

 

 

■ 準決勝 ― 世界トップ選手を相手に主導権を握る展開

準決勝の相手は、2025年世界選手権60kg級で銀メダルを獲得したフランスの強豪選手。

試合序盤、横井くんは大内刈で「有効」を取り、試合の流れをつかみます。
この段階では完全に横井選手が主導権を握っていました。

試合が動いたのは終盤。横井選手が寝技で攻め続けている間に相手が立ち上がり、その流れの中で相手の小内刈が重なり、ビデオ判定の結果「技有」と認定され逆転されました。
国内の大会ではあまり見られない、国際試合ならではの基準に基づいた判定でした。

 

 

■ 3位決定戦 ― 駆け引きの末の反則裁定

3位決定戦の相手は、2025年ワールドユニバーシティゲームズで銀メダルを獲得したスペインの選手。

序盤から互いに組み手の主導権を巡って拮抗した展開が続き、指導の数は「横井1・相手2」となります。
ここから巻き返したい場面で、相手の捨身技を耐えた際に「手で足を触れた」と判断され、指導が追加。累積指導3つとなり反則負けとなりました。

この場面もビデオ判定が入り、非常に微妙なラインでの裁定でした。
国際大会では「足への直接的な接触」を厳しく取る傾向があり、その基準が示された形となりました。

 

 

■ 国際大会初挑戦での第5位という価値

今回のグランプリ・ザグレブは、世界のトップ層が多く集まるワールドツアーの一環です。
その舞台で横井くんは複数の海外強豪選手に勝利し、世界銀メダリスト相手にも十分に勝負できる内容を示しました。

本人に悔しさはあると思いますが、
国際大会初出場で第5位という結果は、非常に大きな価値があるものです。

今後のさらなる飛躍を期待しています。



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