
夏期プログラムの2日目は「地域を学ぶ日」として、歴史と文化の町・九度山町を訪れました。
朝、橋本駅に集合し、南海電車で九度山駅へ。
駅では本日ご案内いただく地域の案内人の方と合流しました。
町の歴史や文化についてのお話を聞きながら、最初に訪れたのは「旧萱野家」。ここでは、大石順教尼の生涯を学び、両腕を失いながらも口に筆を取り書かれた作品を鑑賞しました。
その後、真田幸村親子にゆかりのある「真田庵」や「真田ミュージアム」、世界遺産にも登録されている「慈尊院」と「丹生官省符神社」へ。厳しい暑さの中、丹生官省符神社までの長い階段を上るのは大変でしたが、道中で伺った歴史やエピソードに耳を傾けながらの町歩きはとても興味深く、学びの多い時間となりました。
午後は慈尊院本堂で由緒についてのビデオを視聴し、住職様から「『いただきます』と手を合わせるとき、ご先祖様とのつながりを思い、命を大切にしてほしい」と心に残るお話をいただきました。
その後は、「紙遊苑」へ移動し、紙漉き体験を実施。初めての体験でしたが、スタッフの方に丁寧に教えていただき、どの生徒も上手に和紙を作ることができました。ちなみに、紙遊苑のスタッフの方は本校の卒業生で、当時の担任が引率で同行していた教員だったという嬉しいご縁もありました。
天候が心配されていたものの、雨に降られることもなく無事にプログラムを終えることができました。たくさん歩いて疲れましたが、地域の歴史や文化を深く知ることができた、充実した一日となりました。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとうございました。
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |