
期末考査が終了し、中学校では普段の授業では体験できない学びに取り組む「夏期プログラム」を実施しています。
初日のテーマは「科学の日」。株式会社ツムラより3名の講師の先生方をお招きし、「クスリの成分をとり出してみよう」という実験に取り組みました。
生薬として使用されている「ケイヒ」や「ソヨウ」が、どの漢方薬に使われているかをまず匂いで予想。
その後、実際にそれぞれの成分を取り出す「確認試験」を行い、自分の予想が正しかったかを検証しました。
薬の成分が分離され、薄層板の上にきれいに現れた瞬間には、生徒たちから思わず感嘆の声があがる場面もありました。
最後に講師の先生から、「小中学校で学ぶ内容が、意外にも将来の研究の基礎になります」とのお話をいただき、生徒たちの学習へのモチベーションも高まったようです。
化学が薬の研究にどのように活用されているのかを知ることができ、将来の進路を考える上でも貴重なきっかけとなった今回のプログラム。
遠方よりお越しいただき、貴重な学びの機会を提供してくださった講師の皆さまに、心より感謝申し上げます。
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