人間力を形成する
しつけ教育

しつけ教育を通して、
当たり前のことを当たり前にする大切さを学びます。
人とのかかわりの中で自らを律し、
思いやりの心をもって行動できる子どもを育てます。

利晶小のしつけ教育
3つのポイント
POINTS

POINT1 生活目標の三原則
「挨拶・歩く・後始末」

生活目標の三原則「挨拶・歩く・後始末」

人と人がつながるために欠かせない「挨拶」。お互いの安全を守るための気配りとしての「歩く」。一つひとつの行いにけじめをつけるための「後始末」。人との関わりにおいて極めて大切なこの三原則を“当たり前にできる”ことを目標にしています。

POINT2 「自問清掃」で育む
「がまん・親切・創造力」

「自問清掃」で育む「がまん・親切・創造力」

一言もしゃべらずに、つらいことも進んでしようとすることで磨かれる「がまん」の心。言葉を介さないからこそ気を働かせることで生まれる「親切」の心。学校をさらに美しくするために工夫を凝らすことで育まれる「創造力」。日々の清掃を通じ、自分に問い続け、人として大切な3つの心を磨きます。

POINT3 公徳心を身につける通学指導

公徳心を身につける通学指導

本校には、登下校で公共交通機関を利用する児童が多くいます。これは、公徳心を身につける絶好の機会でもあります。日々の学級指導、全校的な登下校コース別の指導、個別指導、下校での見回り指導などで、公共マナーについて粘り強く指導を続けています。

利晶小がしつけ教育で
大切にしていること

しつけ教育では、「当たり前のことを当たり前にする」ことを目指しています。しかし、それは決して簡単なことではありません。当たり前のことでもなかなか出来ないのが子どもです。何度叱られても、同じ事を繰り返してしまうものです。ときには、こちらが根負けしてしまいそうな時もあります。しつけ教育というのは、人間の基礎、いわば根っこを育むものです。根っこが伸びた後、いつか芽が出て、幹や枝を伸ばし、葉を生い茂らせ、花を咲かせる日が来ることを信じ願いながら、水や肥やしをやり続けるのと似ています。もしかしたら、小学校にいる間は、芽が出ないかもしれません。土の中で根が伸びているのかどうかすら、わからないかもしれません。それでも、決して諦めることなく、粘り強く「信じて待つ」ことが、しつけ教育において大切なことです。

教員からのメッセージMESSAGE

生指主担
伊達 慎一

安心して学べる環境を整えるために

 学校が「安全で安心して、成長できる、心地がいい場所」であることが大切だと考えています。
 そのためには、三つのことを柱として取り組んでいます。
 一つ目は「躾」です。挨拶や礼儀、整理整頓、言葉使いなどを身に付け、また、道徳教育で倫理観や価値観を学ぶことで、落ち着いた行動ができるように指導しています。
 二つ目は「より良い人間関係の構築」です。授業や行事などをグループ・ペアで取り組むことでコミュニケーション能力の向上を図っています。
 三つ目は「心理的サポート体制の充実」です。毎月の生活アンケートの実施やスクールカウンセラーを配置することで、児童や保護者の悩みや心のケアに努めています。
 これらの取り組みを通じて、すべての児童が安心して学べる環境を作り、心身の成長を促していきます。

しつけ教育の実践PRACTICE

校内あいさつ運動

校内あいさつ運動

校長が掲げた「こんにちは 笑顔の連鎖 幸せの連鎖」に、児童会役員や4年生以上の学級委員の子どもたちが呼応し、虹の階段前で「校内あいさつ運動」をしています。夏の日差しが照りつける中でも、冬の寒風が吹き付ける中でも、子どもたちの元気な「おはようございます」という声が1日の始まりを明るくしてくれます。

自問清掃

自問清掃

自問清掃は、子どもたちの自主性を育むためのものでもあります。自問清掃では「褒める」ことも「叱る」こともしません。「褒められたいから」「叱られたくないから」という自分の外からの動機ではなく、「頑張りたい」「きれいにしたい」という内からの動機を大切にしています。